- ラッコキーワードで見出し抽出を行う方法を知りたい方
- 競合記事のH2/H3を取得したものの、どう分析すればよいか分からない方
- 検索上位記事を参考に、自分の記事構成を作成したい方
- 競合記事と似た構成になってしまい、差別化に悩んでいる方
- 無料版でどこまで見出し抽出できるのか知りたい方
ブログの記事構成を考えるとき、「検索上位の記事には、どんな見出しが使われているんだろう?」と気になることはありませんか。
競合記事を1つずつ開いて確認することもできますが、複数の記事を比較するとなると、意外と時間がかかります。そんなときに便利なのが、ラッコキーワードの見出し抽出機能です。
見出し抽出を使うと、検索上位に表示されている記事のH2/H3や文字数などをまとめて確認できます。
ただし、取得した見出しをそのまま並べれば、SEOに強い記事構成が完成するわけではありません。大切なのは、競合記事に共通する情報を整理し、検索意図に合わせて必要な見出しを選ぶことです。
そこで本記事では、ラッコキーワードの見出し抽出の使い方に加えて、実際の調査データを使いながら、記事構成を作るまでの流れを解説します。
- 見出し抽出で確認できる情報
- 無料版と有料版の違い
- 見出し抽出の具体的な操作方法
- 競合記事に共通するトピックの見つけ方
- 必要な見出し・不要な見出しの判断方法
- 抽出結果からH2/H3構成を作成する手順
「競合記事の見出しを取得して終わり」ではなく、実際に自分の記事構成へ落とし込むところまで見ていきましょう。
ラッコキーワードの見出し抽出でわかること

ラッコキーワードの見出し抽出は、指定したキーワードでGoogle検索上位に表示される20ページの見出し構成などをまとめて確認できる機能です。
例えば、「ブログ アクセス 増えない」というキーワードで見出し抽出すると、上位ページがどのような原因や改善策を取り上げているかを一覧で確認できます。

主に取得できる情報は以下のとおりです。
| 確認できる情報 | 活用方法 |
|---|---|
| 記事タイトル | 競合がどのような切り口で記事を書いているか確認する |
| H1〜H6の見出し | 記事構成や取り上げているトピックを把握する |
| 見出し数 | 競合記事の構成の細かさを比較する |
| 文字数 | 競合記事の情報量を把握する際の参考にする |
| ディスクリプション | 記事の概要や訴求内容を確認する |
| 検索順位・URL | 分析対象となるページを選ぶ |
特に注目したいのが、H2とH3です。
H2は記事の大きな話題、H3はその話題を詳しく説明するための見出しとして使われることが多いため、競合記事がどのような内容を扱っているかを把握しやすくなります。
例えば、検索上位の複数記事で「アクセスが増えない原因」「キーワード選定」「リライト」といった話題が繰り返し登場していれば、それらは読者が求めている情報の候補になります。
一方、ある記事にしか登場しない見出しでも、自分の読者に必要な情報であれば採用する価値があります。
つまり、見出し抽出は「正解の見出しを教えてくれる機能」ではなく、競合がどんな情報を提供しているかを効率的に調べるための機能です。
なお、記事構成を作る際には、見出しの内容だけでなく、本文や検索結果そのものも確認する必要があります。
具体的な分析方法は後半で紹介します。
ラッコキーワードの基本的な使い方や、キーワード選定に活用できるその他の機能については、ラッコキーワードの使い方も参考にしてください。

ラッコキーワードの見出し抽出は無料で使える?
ラッコキーワードの見出し抽出は、無料プランでも利用できます。
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そのため、競合記事の構成を確認するだけなら、最初から有料プランを契約する必要はありません。
ラッコキーワードでは、フリープランに週50クレジットが付与され、見出し抽出は基本的に1回2クレジットで利用できます。
| 項目 | 無料プラン | 有料プラン |
|---|---|---|
| 見出し抽出 | 利用可能 | 利用可能 |
| 上位20ページの見出し確認 | 可能 | 可能 |
| H2/H3・文字数の確認 | 可能 | 可能 |
| CSV・JSON出力 | ログインすれば利用可能 | 利用可能 |
| 利用可能クレジット | 50/週 | 契約プランに応じて増加 |
| 月間検索数・SEO難易度の取得 | 利用不可 | 対応プランで利用可能 |
| 記事単位の獲得キーワード調査 | 利用不可 | ライトプラン以上で利用可能 |
フリープランの50クレジットを見出し抽出だけに使う場合、計算上は週25回分に相当します。
ただし、ほかの機能でもクレジットを消費しますし、IP単位の利用制限などもあるため、実際に利用できる回数は画面上で確認してください。
また、CSV・JSON形式で抽出結果を保存する場合は、無料のラッコIDへのログインが必要です。
有料プランでは、調査に利用できるクレジットが増えるほか、月間検索数やSEO難易度、競合記事の獲得キーワードなどを組み合わせた分析がしやすくなります。
ただ、見出し抽出を初めて使うのであれば、まずは無料プランで十分でしょう。
ラッコキーワードで見出し抽出する方法【3ステップ】
それでは、実際にラッコキーワードで見出し抽出を行う方法を紹介します。
操作自体は難しくなく、基本的にはキーワードを入力して、取得した見出しを確認するだけです。
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見出し抽出ツールを開き、キーワードを入力する
まずは、ラッコキーワードの見出し抽出ツールにアクセスします。
ラッコキーワードのメニューから「見出し抽出」を選択しても利用できます。
検索欄が表示されたら、調査したいキーワードを入力しましょう。
今回は例として「ブログ 100記事 アクセス増えない」を使用します。

ここで注意したいのが、入力するキーワードです。
例えば「ブログ」だけでは検索意図が幅広く、ブログの始め方、収益化、記事の書き方など、さまざまな内容のページが抽出される可能性があります。
一方、「ブログ 100記事 アクセス増えない」であれば、記事を書き続けてもアクセスが伸びないという、比較的具体的な悩みに絞れます。
すでに記事化するキーワードが決まっている場合は、そのキーワードを入力するのがおすすめです。
キーワードを入力したら、検索を実行しましょう。
検索上位記事のH2/H3や文字数を確認する
検索が完了すると、上位ページのタイトルやURL、見出し数、文字数などが一覧で表示されます。

見出しを展開すると、そのページで使われているH2/H3などを確認できますし、見出しの階層は必要に応じて表示・非表示を切り替えられます。

初めて競合分析をする場合は、まずH2とH3を中心に見ると整理しやすいでしょう。
この段階で特に確認したいのは、次の3点です。
- 複数の記事で共通して取り上げられている話題
- 一部の記事だけが詳しく説明している話題
- 自分が想定する読者とは関係の薄い話題
また、見出し数や文字数も表示されますが、最初から平均値に合わせる必要はありません。
例えば、上位記事が1万文字だからといって、自分の記事も1万文字にする必要はないということです。
まずは内容を確認し、どのような情報が必要なのかを考えましょう。
抽出結果をCSV・JSONで保存する
抽出結果は、CSVやJSON形式で保存できます。
検索結果画面の右上にある「データ出力」から、希望する形式を選択しましょう。
それぞれの主な使い道は以下のとおりです。
| 出力形式 | おすすめの用途 |
|---|---|
| CSV | ExcelやGoogleスプレッドシートで比較・分類する |
| JSON(AI向け) | ChatGPTなどのAIに読み込ませて整理する |
例えば、競合記事のH2/H3を横並びにしたり、共通する話題を色分けしたりしたい場合は、CSVが便利です。
一方、AIに大量の見出しを分類してもらいたい場合は、JSON形式が使いやすいでしょう。
なお、ファイルを保存しなくても、検索結果画面を見ながら競合分析はできます。
調査する記事数が少なければ、その場でメモを取りながら整理しても問題ありません。
【実例】見出し抽出から記事構成を作る6ステップ
ここからは、実際の見出し抽出結果を使って記事構成を作ってみます。
今回使用するキーワードは、先ほどと同じ「ブログ 100記事 アクセス増えない」です。
2026年10月12日に、ラッコキーワードAPIを使って、このキーワードの検索上位10ページからH2/H3を取得しました。
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そのデータをもとに、競合記事に共通する情報を整理し、最終的な構成を作成していきます。
なお、以下では他サイトを特定できる情報を省き、見出しの内容をトピックごとに要約しています。
実際に取得したデータと、記事構成を作るための編集上の判断は区別して説明します。
最初に行うのは、記事を書く目的を明確にすることです。
見出し抽出を行う前に、検索ユーザーが何を知りたがっているのかを考えてみましょう。
今回のキーワードは「ブログ 100記事 アクセス増えない」です。
このキーワードで検索する人は、すでにある程度の記事を書いているにもかかわらず、思ったほどアクセスが増えずに悩んでいると考えられます。
そのため、想定する検索意図は以下のように整理できます。
| 項目 | 想定する内容 |
|---|---|
| 検索ユーザー | ブログを100記事程度書いた運営者 |
| 現在の悩み | 記事数を増やしてもアクセスが伸びない |
| 知りたいこと | アクセスが増えない原因と改善方法 |
| 読了後の行動 | 自分のブログの問題を確認し、改善に着手する |
ここで重要なのは、「ブログ100記事」について何でも説明しようとしないことです。
例えば、100記事を書くための継続方法や、ブログ収益化の基礎知識なども関連テーマではあります。しかし、今回の読者はすでに記事を書いているため、それらを最初から詳しく説明する必要性は低いでしょう。
今回は、100記事書いてもアクセスが増えない原因と、その改善方法に焦点を当てます。
次に、ラッコキーワードの見出し抽出結果を確認します。
今回のAPI調査では上位10ページを取得しましたが、すべてが「100記事書いてもアクセスが増えない人」を直接対象にした記事ではありませんでした。
実際には、次のような内容が混在していました。
| 抽出されたページの内容 | 分析対象としての判断 |
|---|---|
| 100記事書いた結果やアクセス数を紹介する記事 | 参考にする |
| ブログのアクセスが増えない原因を説明する記事 | 重点的に確認する |
| ブログの収益が増えない理由を説明する記事 | 一部のみ参考にする |
| 記事数とアクセスの関係を説明する記事 | 参考にする |
| 50記事時点の実績を紹介する記事 | 優先度を下げる |
| 個別のアフィリエイト収益に関するQ&A | 原則として除外する |
このように、検索上位に表示されているからといって、すべての記事を同じ重みで分析する必要はありません。
特に今回の場合、「アクセスを増やしたい人」と「収益を増やしたい人」では、悩みが少し異なります。
もちろん、アクセスと収益は関連していますが、今回の記事ではアクセス改善を優先します。
そのため、収益化の方法だけを詳しく説明している記事の見出しを、無理に取り入れる必要はないでしょう。
競合分析では、検索順位だけでなく、自分が想定する読者との一致度を確認することが大切です。
分析する記事を選んだら、次はH2/H3の内容を整理します。ここで意識したいのは、見出しの文章が完全に一致していなくても、同じテーマとしてまとめることです。
例えば、ある記事では「アクセスが伸びない原因」、別の記事では「PVが増えない理由」という見出しが使われていたとします。
表現は異なりますが、扱っている内容が似ているため、同じ「アクセスが増えない原因」というトピックに分類できます。
今回の抽出結果を実際に確認すると、次のような話題が見つかりました。
| トピック | 実際の抽出結果で確認できた内容の要約 |
|---|---|
| 記事数とアクセスの関係 | 100記事書いた結果、記事数が増えてもアクセスが増えない理由 |
| アクセスが増えない原因 | 検索需要の不足、読者ニーズとの不一致など |
| キーワード選定 | 適切なキーワードを選ぶ方法、検索されるテーマの重要性 |
| 記事の改善 | リライト、記事品質の改善、内部リンクなど |
| 記事の継続方法 | ブログを継続するための考え方や工夫 |
| 収益化 | アフィリエイト収益、広告への誘導、収益導線など |
ここまで整理すると、競合記事がどのような内容を取り上げているのか、全体像が見えやすくなります。
また、複数の記事で使われている見出しは、読者が気にしている情報である可能性があります。
ただし、競合記事に共通しているという理由だけで、必ず自分の記事に採用する必要はありません。
続いて、分類したトピックを「採用するもの」「今回は扱わないもの」に分けます。判断基準は、最初に整理した検索意図です。
今回の記事で解決したいのは、100記事書いてもアクセスが増えない原因と、その改善方法でした。
この目的に沿って分類すると、次のようになります。
| トピック | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| アクセスが増えない原因 | 採用 | 検索者が最も知りたい内容 |
| キーワード選定 | 採用 | アクセスが増えない原因の1つとして重要 |
| リライト・内部リンク | 採用 | 既存記事の改善につながる |
| 記事数とアクセスの関係 | 採用 | 100記事書いても伸びない疑問に答えられる |
| ブログを継続するコツ | 原則除外 | すでに100記事書いた読者には優先度が低い |
| アフィリエイト収益化の一般論 | 除外 | アクセス改善とは検索意図が異なる |
例えば「ブログを継続するコツ」は、ブログ初心者向けの記事であれば重要かもしれません。
しかし、今回の検索ユーザーが知りたいのは、今までの記事をどう改善すればアクセスが増えるかです。
そのため、継続方法に大きな見出しを割くよりも、アクセスが増えない原因や改善方法を詳しく説明した方が、読者の悩みに答えやすくなります。
また、競合に共通する話題でも、別の見出しの中で説明できる場合は、H2を分ける必要はありません。見出し抽出の目的は、競合の情報をすべて取り入れることではなく、自分の記事に必要な情報を選ぶことです。
必要なトピックを整理したら、次は自分の記事に追加できる情報を考えます。競合記事に共通する内容を説明するだけでは、ほかの記事と似た構成になりやすいためです。
ここでは、抽出した見出しを手がかりに、読者が次の行動に移るために足りない説明がないかを考えていきます。
必要に応じて競合記事の本文も確認し、自分の記事に追加する情報を検討しましょう。
今回のキーワードでは、アクセスが増えない理由やSEO対策を説明する記事が見つかりました。一方、読者が「自分のブログは何が原因なのか」を判断するには、もう少し具体的な手順があると便利です。
そこで、今回は以下の情報を追加する構成にします。
| 追加する内容 | 追加する理由 |
|---|---|
| Search Consoleを使った原因の切り分け | 自分のブログがどの状態なのか確認できる |
| 原因別の改善方法 | 問題に応じて対策を選べる |
| 新規記事とリライトの判断基準 | さらに記事を書くべきか判断できる |
| 改善の優先順位 | 何から取り組めばよいか分かる |
これらは、ラッコキーワードが自動的に提案した見出しではありません。
実際に取得した競合データと検索意図を照らし合わせ、読者の問題解決に必要だと判断して追加した内容です。
もちろん、競合にない内容を何でも追加すればよいわけではありません。
例えば、今回の記事に「おすすめのレンタルサーバー10選」を追加しても、アクセスが増えない原因を知りたい読者には関係が薄いでしょう。
逆に、Search Consoleの画面を使って、検索結果への表示回数やクリック数を確認する方法を紹介すれば、読者は自分のブログの状況を把握しやすくなります。
実際のブログ運営データや改善前後の結果がある場合は、それらを掲載するのも有効です。ただし、数字や体験談は実際に確認できるものだけを使用しましょう。
一次情報を加える場合も、「独自性を出すため」だけでなく、読者の判断に役立つかどうかを基準に考えることが大切です。
ここまでの分析結果をもとに、最終的な記事構成を作成します。
分析した内容をベースに作成した目次は以下です。
[H2] ブログ100記事を書いてもアクセスが増えないのはなぜ?
[H3] 100記事という記事数に特別なSEO効果はない
[H3] ただ記事を増やすだけではアクセスは伸びない
[H2] ブログ100記事でアクセスが少ない・ゼロなのは普通?
[H3] 100記事の平均PVを気にしすぎる必要はない
[H3] 100記事でアクセスがゼロなら原因を調べよう
[H2] まずSearch Consoleでアクセスが増えない原因を調べる
[H3] インデックスされていない記事がないか確認する
[H3] 表示回数・平均順位・CTR・クリック数を確認する
[H3] 過去28日間と前の28日間で変化を確認する
[H2] ブログ100記事でもアクセスが伸びない主な原因と改善策
[H3] 検索需要の少ないキーワードばかり狙っている
[H3] 競合が強すぎるキーワードを選んでいる
[H3] 検索意図と記事内容がずれている
[H3] 検索順位は高いのにクリックされていない
[H3] 似た記事が増えすぎてサイト内で競合している
[H3] 関連記事が整理されず、既存記事の改善も進んでいない
[H2] 新規記事とリライトはどちらを優先すべき?
[H3] リライトを優先したい記事
[H3] 新規記事を追加した方がよいケース
[H3] 追記・内部リンク改善を優先したいケース
[H3] 似た記事を統合した方がよいケース
[H2] ブログ100記事の中から改善する記事を選ぶ4ステップ
[H3] Search Consoleから改善候補を抽出する
[H3] 検索需要と収益への貢献度で優先順位を付ける
[H3] まずは2〜3記事を改善して変更内容を記録する
[H3] 改善後の検索流入と収益を比較する
[H2] ブログ100記事後のアクセス・収益に関するよくあるQ&A
[H3] ブログ100記事なら月間何PVが目安?
[H3] さらに200記事まで増やせばアクセスは増える?
[H3] アクセスがあるのに収益が少ない場合は?
[H2] まとめ
実際に作成した記事は以下です。

見出し抽出 → 共通トピックの分類 → 検索意図に合わせて採用・削除 → H2/H3構成の完成
この構成では、最初に読者の疑問に答え、その後で原因を確認し、改善策を選ぶ流れにしました。
競合に登場していた「ブログの継続方法」などは削除し、代わりにSearch Consoleを使った確認方法を追加しています。
また、一般的なSEO対策をすべて紹介するのではなく、100記事書いたブログ運営者が取り組みやすい改善方法に絞っています。
このように、実際の見出し抽出データを参考にしながらも、検索意図に応じて情報を整理し直すことで、自分の記事に合ったH2/H3構成を作成できます。
ちなみに、この方法は新規記事だけでなく、既存記事のリライトにも利用できます。
すでに公開している記事について見出し抽出を行い、競合と比較することで、足りない情報や不要になった説明を見直すことも可能です。
見出し抽出を記事構成に活かすときの注意点
ラッコキーワードの見出し抽出は便利ですが、取得した結果の使い方には注意が必要です。
特に、競合の構成をそのまま使ったり、見出し数や文字数だけで判断したりしないようにしましょう。
競合の見出しや文字数をそのまま真似しない
見出し抽出で注意したいのが、上位記事の見出しや文字数に合わせようとしてしまうことです。
例えば、上位10記事の平均文字数が8,000文字だったとします。
このとき、自分の記事も8,000文字以上にしなければならないわけではありません。
Googleも、検索順位を上げるために推奨される特定の文字数があるわけではないと説明しています。
文字数や見出し数は、あくまで競合記事の情報量を確認するための参考値です。
また、競合の記事にあるH2/H3をそのままコピーして並べることも避けましょう。
同じテーマを扱う場合、似た表現になることはありますが、記事全体の構成まで競合に合わせる必要はありません。
見出しを考える際には、「その情報が自分の読者に必要か」「もっと分かりやすい順番はないか」を確認してみてください。
見出し抽出だけで検索意図や必要な情報を判断しない
見出し抽出では、競合記事が扱っているテーマを把握できます。
ただし、H2/H3だけで記事本文の質や検索意図をすべて理解できるわけではありません。
例えば、見出しに「おすすめの改善方法」と書かれていても、本文で具体的な操作方法を説明しているかどうかは、実際にページを開かなければ分かりません。また、抽出結果には、関連記事やサイト共通部分の見出しが含まれることもあります。
そのため、見出し一覧だけを見て判断せず、気になる競合記事は実際に開いて内容を確認しましょう。あわせて使いたいのが、ラッコキーワードの検索ボリューム調査です。
見出し抽出が「上位記事でどんな情報を扱っているか」を調べる機能なのに対し、検索ボリューム調査は「そのキーワードがどの程度検索されているか」を確認するためのものです。この2つを組み合わせることで、検索需要と記事構成の両方を確認できます。
検索ボリュームの具体的な調べ方は、以下の記事で解説しています。

AIによる見出し整理の結果を鵜呑みにしない
競合記事のH2/H3が多い場合は、ChatGPTなどのAIを使って分類すると作業を効率化できます。
ラッコキーワードにはJSON形式の出力機能があるため、取得したデータをAIに読み込ませることも可能です。
例えば、次のような指示を出してみましょう。
AIに渡す指示文の例
添付したファイルは、ラッコキーワードで取得した検索上位記事の見出しデータです。H2/H3を意味の近いトピックごとに分類し、複数記事で共通する話題を一覧表にしてください。実際に確認できた見出しと、あなたが推測した検索意図は分けて示してください。記事本文を確認しないと分からないことは断定しないでください。
このように依頼すれば、競合の見出しを1つずつ手作業で整理する負担を減らせます。
さらに効率よく分析したい場合は、有料プランのMCP連携もおすすめです。
ラッコキーワードのライトプラン以上では、MCP(AIと外部サービスを接続する仕組み)を利用できます。
ChatGPTやClaudeなどの対応AIとラッコキーワードを連携すると、JSONファイルを毎回ダウンロードして添付しなくても、AIとの会話を通じてデータの取得から分析まで進められます。
例えば、次のように依頼するだけです。
- 指定したキーワードで検索上位記事の見出しを取得して
- 複数の競合記事に共通するH2/H3を分類して
- 競合記事で不足している情報や差別化できるポイントを教えて
- 分析結果をもとにSEO記事の構成案を作成して
AIがラッコキーワードの見出し抽出機能などを利用してデータを取得し、その結果をもとに分析を進めてくれます。MCP連携はライトプラン以上(年払い換算で月額990円〜)で利用できます。なお、エントリープランは対象外です。
AIを活用して競合分析や記事構成の作成を効率化したい方は、ラッコキーワードのAI連携もチェックしてみてください。
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ただし、AIが分類した結果がすべて正しいとは限りません。例えば、表現が似ていても検索意図が異なる見出しを、同じトピックとしてまとめてしまう可能性があります。
また、競合に多い見出しを必要以上に重視したり、実際には確認できない情報を補ったりすることもあります。
そのため、AIには分類や整理を任せ、どの見出しを採用するかは検索意図と照らし合わせて判断するのがおすすめです。
特に、自分のブログでしか紹介できない実体験やデータは、AIに任せきりにせず、実際の情報をもとに追加しましょう。
まとめ
ラッコキーワードの見出し抽出を使うと、検索上位記事のH2/H3や文字数などをまとめて確認できます。
ただし、競合の見出しを取得すること自体が目的ではありません。
大切なのは、抽出結果から検索ユーザーが求めている情報を整理し、自分の記事に必要な内容を選ぶことです。
今回紹介した方法を実践するなら、まずは記事化したいキーワードを1つ決め、次の流れで進めてみてください。
- ラッコキーワードで上位記事の見出しを抽出する
- 検索意図に合った競合記事を選ぶ
- 共通するトピックを整理する
- 必要な見出しと不要な見出しを分ける
- 読者に役立つ独自の情報を加える
- H2/H3構成を完成させる
最初から20記事すべてを細かく分析する必要はありません。
まずは検索意図に合う上位数記事から確認し、共通点や不足する情報を整理してみましょう。見出し構成が完成したら、次は本文の執筆です。
記事の書き方全体を確認したい方は、SEOに強いブログ記事の書き方も参考にしてみてください。
競合の構成をそのまま真似するのではなく、自分の読者が何を知りたいかを考えながら、記事構成を作っていきましょう。

