ブログ100記事書いてもアクセスが増えない原因は?改善する記事の見つけ方と対策

記事の順位を調べている人
本記事を読んで欲しい人
  • ブログを100記事近く書いたのに、アクセスが増えず悩んでいる方
  • 記事数を増やしても検索順位やPVが伸びない原因を知りたい方
  • Search Consoleのデータを使って、改善すべき記事を見つけたい方
  • 新規記事・リライト・内部リンク改善のどれを優先すべきか迷っている方

ブログを100記事近く書いたのに、思ったほどアクセスが増えないと悩んでいる方も多いでしょう。

SEOを意識して記事を書いていても、検索順位が上がらなかったり、月間PVがほとんど増えなかったりすると、これ以上記事を増やすべきなのか迷ってしまいますよね。

結論から言うと、ブログは100記事書いたからといって、アクセスが増えるわけではありません。

検索需要のないキーワードを狙っていたり、検索意図に合わない記事を書いていたりすると、記事数を増やしてもアクセスは伸びにくいものです。

一方で、すでに書いた記事の中に、少し改善するだけで検索流入を増やせる可能性がある記事が見つかることもあります。

そこで今回は、ブログを100記事近く書いた方に向けて、アクセスが伸びない原因の調べ方から、新規記事・リライト・内部リンク改善などの優先順位の決め方まで解説します。

この記事で分かること
  • ブログ100記事でもアクセスが増えない理由
  • Search Consoleを使った原因の調べ方
  • 表示回数・検索順位・CTRに応じた改善方法
  • 新規記事とリライトのどちらを優先すべきか
  • 100記事の中から改善する記事を選ぶ具体的な手順

記事数を増やすだけの運営から、既存記事を分析・改善する運営へ切り替えたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ブログ100記事を書いてもアクセスが増えないのはなぜ?

ブログを100記事書いてもアクセスが増えないのは、記事数そのものが検索順位を上げるわけではなく、ただ書き続けるだけでは検索需要や記事内容の問題が解決しないためです。

例えば、検索する人がほとんどいないテーマの記事を100本書いても、検索流入は増えにくいでしょう。

反対に、検索需要があり、読者の悩みに的確に答えている記事であれば、100記事に満たないブログでもアクセスを獲得できる可能性があります。

まずは、記事数とアクセス数の関係について整理しましょう。

100記事という記事数に特別なSEO効果はない

「ブログはまず100記事書こう」というアドバイスを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

確かに、記事を書き続けることでライティングスキルが身についたり、検索流入の入口が増えたりするメリットはあります。

しかし、100記事という数字自体に特別なSEO効果があるわけではありません。

Googleは、100記事に到達したサイトの評価を自動的に引き上げるような仕組みを公表していません。

Googleの公式ドキュメントでも、検索順位を操作するために大量の記事を作成するのではなく、読者に役立つ独自性や信頼性のあるコンテンツを作成することが重視されています。

参考:Google検索セントラル|有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成

つまり、100記事という数字は継続の目標にはなっても、アクセスが増える保証にはならないのです。

ただ記事を増やすだけではアクセスは伸びない

100記事書いてもアクセスが増えない場合、見直したいのが記事の作り方です。

例えば、次のような状態になっていないでしょうか。

  • 検索ボリュームを調べず、思いついたテーマで記事を書いている
  • 競合が強いキーワードばかり狙っている
  • 検索意図を十分に調べずに記事を書いている
  • 公開した記事の検索順位を確認していない
  • 似たような内容の記事が増えている
  • 新規記事ばかり書き、既存記事をほとんど改善していない

このような問題が残っていると、101記事目、102記事目と増やしても、同じ結果を繰り返す可能性があります。

特に注意したいのが、記事を公開すること自体が目的になってしまうことです。

記事を公開したら終わりではなく、実際にどのキーワードで検索結果に表示されているのか、検索順位は何位なのか、クリックされているのかを確認する必要があります。すでに100記事近く書いているなら、一度新規記事の制作を止めて、既存記事の状態を調べるのも一つの方法です。

ただし、すべての記事をリライトすればよいわけでもありません。どこに問題があるのかによって、必要な施策は変わってきます。

ブログ100記事でアクセスが少ない・ゼロなのは普通?

ブログを100記事書いても、アクセスが少ないケースはあります。

ただし、100記事で月間何PVあれば正常という共通の基準はありません。

扱っているジャンルや検索需要、記事の公開時期、検索順位によって、アクセス数は大きく異なるからです。また、月間100PVと、検索流入が完全にゼロの状態では、確認すべきことも違います。

100記事の平均PVを気にしすぎる必要はない

例えば、100記事書いたブログが2つあったとします。

一方は検索ボリュームが大きいキーワードを中心に上位表示できており、もう一方は検索需要の小さいキーワードを中心に記事を書いているとします。

この場合、記事数が同じでもアクセス数には大きな差が出るでしょう。

そのため、「100記事なら月間1万PV必要」「100記事で1,000PV以下は失敗」といった一律の判断はおすすめしません。

むしろ確認したいのは、次のようなことです。

  • 公開した記事が検索結果に表示され始めているか
  • 上位表示できている記事があるか
  • 過去と比べて表示回数やクリック数が増えているか
  • 検索流入を獲得できている記事に共通点があるか

他人のPVと比べるより、自分のブログの中で何が機能していて、何が機能していないのかを把握する方が、改善にはつながりやすいです。

100記事でアクセスがゼロなら原因を調べよう

一方で、100記事書いているのに検索流入がほとんどゼロの場合は、単に記事を増やす前に原因を確認しましょう。

まず区別したいのが、Google検索からのクリック数がゼロなのか、ブログ全体のPVがゼロなのかという点です。

Google Search ConsoleはGoogle検索での表示回数やクリック数を確認するツールです。一方、GA4では検索以外の流入も含めたサイト利用状況を確認できます。

例えば、Search Consoleでクリックがゼロでも、SNSなどからアクセスされている可能性はあります。

検索流入がゼロに近い場合は、インデックス登録されていない、検索需要がない、検索順位が低いといった原因が考えられます。また、ブログ全体のPVもゼロなら、GA4などの計測設定が正しく動いているかも確認してください。

100記事書いているからといって、必ずアクセスが発生するわけではありません。しかし、原因を調べずに「普通だから大丈夫」と判断するのは避けたいところです。

まずSearch Consoleでアクセスが増えない原因を調べる

100記事書いてもアクセスが増えない場合、最初に確認したいのがGoogle Search Consoleです。Search Consoleでは、自分のブログがGoogle検索でどの程度表示され、クリックされているのかを調べられます。

今回は原因を切り分けるために必要な項目に絞って説明します。

Search ConsoleとGA4の基本的な使い方については、ブログのアクセス解析とは?初心者が見るべき項目と無料ツールを解説も参考にしてください。

インデックスされていない記事がないか確認する

最初に確認したいのが、記事がGoogleのインデックスに登録されているかどうかです。

インデックスとは、Googleがページの情報を登録し、検索結果に表示できる状態にする仕組みです。基本的に、インデックスされていないページはGoogleの通常の検索結果からアクセスを獲得できません。

確認するには、Search Consoleの左側メニューから「ページ」を開き、インデックス登録状況を確認します。特定の記事を調べたい場合は、画面上部のURL検査に記事URLを入力してください。

GSCでインデックス申請する方法

インデックス未登録の場合には、次のような状態が考えられます。

状態確認したいこと
検出 – インデックス未登録GoogleがURLを認識しているが、まだクロールしていない可能性
クロール済み – インデックス未登録クロールはされたが、登録されていない理由
noindexによる除外意図せずインデックスを禁止していないか
重複・別の正規ページGoogleが別のURLを正規ページとして選択していないか

すべての未登録ページが問題というわけではありません。意図的に検索結果へ表示させないページもあるためです。また、インデックス登録をリクエストすれば必ず登録されるわけでもありません。

重要な記事が登録されていない場合に、まず理由を調べましょう。

表示回数・平均順位・CTR・クリック数を確認する

続いてSearch Consoleの「検索結果」を開き、検索パフォーマンスを確認します。

GSCのパフォーマンスに関するページ

特に確認したいのは次の4項目です。

指標分かること
表示回数Google検索結果でページが表示された回数
平均掲載順位検索結果での平均的な掲載位置
CTR表示回数に対してクリックされた割合
クリック数Google検索からクリックされた回数

この4つを見ることで、アクセスが増えない原因を大まかに切り分けられます。

例えば、表示回数がほとんどない記事と、表示回数が多いのにクリックされない記事では、必要な対策が異なります。

表示回数が少ない場合は、検索需要や検索順位、そもそも記事が検索結果に表示されているかを確認します。

一方、表示回数が多いのにクリックが少ない場合は、掲載順位やタイトル、検索意図との一致を確認しましょう。

ただし、CTRは検索順位やクエリによって大きく変わるので、平均CTRだけで問題を断定しないようにしてください。

また、Search Consoleの平均掲載順位は、複数の検索結果における平均値です。特定のキーワードで常にその順位に表示されるという意味ではありません。

過去28日間と前の28日間で変化を確認する

続いて、過去のデータと比較してみましょう。

Search Consoleの期間設定で「比較」を使えば、過去28日間とその前の28日間を比較できます。

ここでは、特に次の違いを確認します。

  • もともと表示回数が少なかった記事
  • 以前は表示回数が多かったのに減少した記事
  • 検索順位が大きく下がった記事
  • 表示回数は増えたのにクリック数が伸びていない記事

例えば、以前は検索流入があった記事でクリック数が減少しているなら、検索順位の下落や検索需要の変化などを調べる余地があります。

一方、公開してからほとんど表示されていない記事なら、検索需要やインデックス状況、記事とキーワードの一致を確認した方がよいでしょう。

なお、検索回数の少ないキーワードでは28日間だけでは判断しにくい場合があります。その場合は、3か月程度のデータを見たり、前年同期と比較したりしてください。

ブログ100記事でもアクセスが伸びない主な原因と改善策

Search Consoleで自分のブログの状況を確認できたら、次は原因を絞り込みましょう。

ここでは、100記事近く書いているブログで見直したいポイントを紹介します。

検索需要の少ないキーワードばかり狙っている

まず確認したいのが、検索需要のあるキーワードで記事を書いているかどうかです。

例えば、自分が書きたいテーマだけで記事を書いている場合、その内容を検索する人がほとんどいない可能性があります。

検索順位が1位になったとしても、検索する人がいなければアクセスは増えません。そのため、記事を書く前にキーワードの検索ボリュームを調べ、どの程度の需要があるのか確認することが重要です。

ただし、検索ボリュームが小さいキーワードを避ける必要はありません。

検索数が少なくても、関連する記事の内容を補完したり、収益記事につながったりする場合は、作成する価値があります。問題なのは、検索需要を把握しないまま記事を増やしてしまうことです。

検索ボリュームを調べる具体的な方法は、ラッコキーワードで検索ボリュームを調べる方法で紹介しています。

競合が強すぎるキーワードを選んでいる

検索需要があっても、競合が強すぎるキーワードばかり狙っていると、検索上位に表示されない可能性があります。

例えば、個人ブログを始めたばかりの段階で、大手企業や専門サイトが上位を占める幅広いキーワードばかり狙っている場合です。

もちろん、大手サイトが上位にいるからといって、必ず勝てないわけではありません。

ただし、競合サイトと比較したときに、独自の体験や専門的な情報、より具体的な問題解決など、読者に提供できる価値があるか考える必要があります。

特に100記事書いても順位が伸びないなら、記事を増やす前に、既存記事が狙っているキーワードの検索結果を確認してみてください。上位10記事を見て、自分の記事との違いを整理するだけでも改善点が見つかるかもしれません。

検索意図と記事内容がずれている

キーワード選定ができていても、検索意図と記事内容が合っていなければ、上位表示は難しくなります。

検索意図

ユーザーがそのキーワードで検索した目的のことです。

例えば、「WordPress テーマ 比較」と検索する人は、複数のテーマの料金や特徴、メリット・デメリットなどを比較したいと考えられます。

ところが、その記事でWordPressテーマのインストール方法ばかり説明していたら、読者が知りたい内容とはずれてしまいます。

SEOを意識してキーワードを入れているつもりでも、検索意図そのものを満たしていない可能性があるのです。

順位が上がらない記事については、検索上位の記事を確認し、読者が最初に知りたいことに答えられているか見直しましょう。

記事構成を作り直したい場合は、SEOに強いブログ記事の書き方も参考にしてください。

検索順位は高いのにクリックされていない

検索結果への表示回数が多く、比較的上位に表示されているのにクリック数が少ない場合は、CTRを確認しましょう。

例えば、記事タイトルが曖昧で、検索したユーザーに何が分かる記事なのか伝わっていない可能性があります。

「おすすめの便利なツールを紹介」というタイトルよりも、「ブログの検索順位を確認できる無料ツール5選」の方が、何を紹介している記事なのか分かりやすいでしょう。

ただし、CTRが低いからといって、すぐにタイトルを変更する必要はありません。まず、そのページがどの検索クエリで表示されているのか確認してください。

記事のメインキーワードでは上位表示されていても、別のキーワードでは下位に表示されている可能性があります。

また、検索結果に広告やAIによる回答などが表示されることもあるため、CTRは検索結果の構成にも影響されます。

同じ検索クエリでの順位・CTR・競合タイトルを確認してから改善することが重要です。

似た記事が増えすぎてサイト内で競合している

100記事近く書いていると、似たようなテーマの記事が増えていることがあります。

例えば、「ブログのアクセスを増やす方法」と「ブログのPVを増やす方法」という記事を別々に書いているものの、どちらもほとんど同じ内容になっているケースです。

このように検索意図が重なる記事が存在すると、どの記事を中心に扱うべきか分かりにくくなることがあります。

関連する問題として、キーワードカニバリゼーションがあります。カニバリゼーションとは、同じ検索意図を狙う複数の記事が競合し、検索結果での評価や表示先が分散するなどの問題が起きることを指します。

ただし、同じキーワードで複数の記事が表示されるだけで、必ずカニバリが発生しているわけではありません。Search Consoleで該当クエリを選択し、どのページが表示されているのか確認しましょう。

内容が大きく重複している場合は、記事の役割を分けたり、統合を検討したりすることも必要です。

関連記事が整理されず、既存記事の改善も進んでいない

100記事書いていても、それぞれの記事が独立している状態では、関連記事を読者に紹介する機会を逃しているかもしれません。

例えば、WordPressの始め方を解説した記事から、初期設定やおすすめテーマの記事へ進めると、読者は必要な情報を続けて確認できます。

このような関連性を整理する方法の一つが、トピッククラスターモデルです。トピッククラスターに関する詳しい説明はトピッククラスターモデルの作り方と考え方で紹介しています。

また、公開から時間が経った記事については、情報が古くなっていないかも確認しましょう。検索意図そのものが変わったり、競合に新しい情報が追加されたりしている可能性があります。

公開した記事を放置したまま新規記事を増やすのではなく、既存記事の内容・内部リンク・情報の新しさを定期的に確認したいところです。

新規記事とリライトはどちらを優先すべき?

100記事書いてもアクセスが増えないからといって、すべての記事をリライトする必要はありません。

反対に、既存記事を改善すればよい場合に新規記事を増やすのも、効率的とはいえないでしょう。

ここでは、新規記事・リライト・追記・内部リンク改善・記事統合の5つの施策をどう使い分けるか整理します。

施策優先したいケース
新規記事既存記事では対応していない検索意図がある
リライト既存記事に検索需要や順位改善の余地がある
追記既存記事の検索意図に必要な情報が不足している
内部リンク改善関連記事のつながりや読者導線が弱い
記事統合複数記事の検索意図や内容が大きく重複している

リライトを優先したい記事

リライトとは、公開済みの記事を見直し、内容や構成などを改善することです。

特に優先したいのは、検索需要があり、すでに一定の表示回数が発生しているものの、順位やクリック数に改善の余地がある記事です。

例えば、狙っているキーワードの検索順位が11〜20位付近にある記事なら、上位記事との違いを調べる価値があります。

また、以前は検索流入を獲得できていたのに、現在は順位やクリック数が下がっている記事も候補になります。ただし、順位が低いという理由だけでリライトするのは避けましょう。

検索需要が極端に少ない場合や、競争が非常に激しい場合は、改善しても十分な流入を獲得できない可能性があります。

新規記事を追加した方がよいケース

一方で、新規記事を追加した方がよい場合もあります。例えば、既存記事が扱っていない検索意図が見つかった場合です。

WordPressの始め方に関する記事を運営しているものの、WordPressの初期設定について説明した記事がないのであれば、新規記事の作成を検討できます。

ただし、その内容が既存記事の中で十分に説明できるなら、わざわざ別記事にする必要はありません。

大切なのは、新しいキーワードが見つかったから記事を書くのではなく、既存記事では解決できない悩みがあるから記事を追加することです。

追記・内部リンク改善を優先したいケース

既存記事の検索意図と同じ範囲で情報が不足している場合は、追記を検討しましょう。

例えば、料金比較の記事に新しい料金プランの情報が不足しているなら、別の記事を作るよりも既存記事を更新した方が自然です。

また、個々の記事の内容には問題がなくても、関連記事へのリンクが不足している場合があります。読者が次に知りたい情報へ進めるように、関連性の高い記事同士を内部リンクでつなぎましょう。

内部リンクは、単に数を増やせばよいものではありません。読者がリンク先を読む必要があるか、リンク先の内容が分かりやすいかを基準に設置してください。

似た記事を統合した方がよいケース

検索意図がほぼ同じ記事が複数ある場合は、統合を検討しましょう。

例えば、「SEO記事の書き方」と「検索上位を狙う記事の書き方」という記事があり、内容もほぼ同じなら、別々に維持する必要があるか見直します。

ただし、似たキーワードを扱っていても、読者の悩みや記事の役割が異なる場合は、無理に統合する必要はありません。

統合する場合は、残す記事・削除する記事を整理し、必要な情報を移したうえで、旧URLからのリダイレクトや内部リンクの修正も検討してください。安易に記事を削除すると、既存の検索流入や読者導線を失う可能性があります。

ブログ100記事の中から改善する記事を選ぶ4ステップ

ここまで、アクセスが伸びない原因と改善策を紹介しましたが、100記事すべてを一度に見直すのは大変ですよね。

そこでおすすめしたいのが、Search Consoleから改善候補を絞り、少数の記事から修正する方法です。

ここでは、実際に進める手順を4つに分けて紹介します。

STEP

Search Consoleから改善候補を抽出する

最初にSearch Consoleを開き、次の手順で確認しましょう。

  1. 左側メニューの「検索結果」を開く
  2. 「クリック数」「表示回数」「CTR」「平均掲載順位」を表示する
  3. 期間を過去3か月程度に設定する
  4. 「ページ」タブから記事ごとのデータを確認する
  5. 気になる記事を選択し、「クエリ」タブで流入キーワードを確認する

表示回数があるのにクリック数が少ない記事、平均順位が低い記事、以前よりクリック数が減っている記事などを候補として整理します。

ここで大切なのは、クリック数だけで判断しないことです。

例えば、クリック数がゼロでも、表示回数が増えている記事なら、検索順位を改善できる可能性があります。

一方、表示回数自体がほとんどない記事は、検索需要やインデックス状況から確認した方がよい場合もあります。

STEP

検索需要と収益への貢献度で優先順位を付ける

改善候補が見つかったら、次は優先順位を決めましょう。

確認したい項目は以下です。

判断項目確認する内容
検索需要狙っているKWに一定の検索需要があるか
現在の順位上位表示を狙える余地があるか
過去の実績以前は流入を獲得できていたか
収益への貢献成約につながる記事か、収益記事への導線があるか
改善工数短時間で改善できるか、大幅な作り直しが必要か

例えば、過去に検索流入や収益を獲得していて、現在は順位が下落している記事は、優先的に調べる価値があります。一方、検索需要が小さく、収益への貢献も少ない記事は、すぐに修正する必要がないかもしれません。

なお、収益性を調べる際はSearch Consoleだけでは不十分です。アフィリエイトのクリックや成約状況は、GA4の計測イベントやASPの成果データなどと照らし合わせる必要があります。

PVだけでなく、ブログ全体でどのような役割を持つ記事なのかも確認しましょう。

STEP

まずは2〜3記事を改善して変更内容を記録する

優先順位が決まったら、改善対象を2〜3記事に絞って実行してみましょう。

例えば、次のような改善です。

記事の状態実施する改善例
順位が低い競合と比較して不足情報や検索意図のずれを修正
上位だがCTRが低いクエリや検索結果を確認しタイトルを見直す
関連記事がない必要な内部リンクを追加する
情報が古い料金・仕様・事例などを更新する
内容が重複している記事の役割分担や統合を検討する

大切なのは、修正した内容を記録しておくことです。

例えば、「記事A:10月12日に導入文とH2構成を変更」「記事B:10月13日に関連する3記事から内部リンクを追加」のように、日付と変更点を残しましょう。

何を変更したのか分からない状態では、後からアクセスが増えても、どの施策が影響したのか判断しにくくなります。

もちろん、複数の変更を同時に行うこと自体が悪いわけではありません。

大幅なリライトが必要な場合もあるため、少なくとも変更内容は分かるようにしておきましょう。

STEP

改善後の検索流入と収益を比較する

記事を改善したら、一定期間を置いて効果を確認しましょう。

最初の確認タイミングとして、4週間程度を一つの目安にすると管理しやすいです。

ただし、Googleが変更を反映するまでの期間や検索需要によって結果の出方は異なります。4週間で必ず成果が出るという意味ではありません。

Search Consoleで確認したいのは、次のような変化です。

  • 検索結果への表示回数が増えたか
  • 狙ったクエリの検索順位が変化したか
  • CTRやクリック数はどう変わったか
  • 新しい検索クエリで表示されるようになったか

収益記事については、アフィリエイトリンクのクリックや成約状況も確認します。

また、改善前後の期間だけを比較すると、季節性や検索需要の変化を見落とす可能性があります。必要に応じて前年同期も確認してください。

順位が上がったから成功、下がったから失敗とすぐに決めつけず、表示回数やクリック数、収益への影響まで確認することが大切です。

改善しても結果が出なかった場合は、検索意図の捉え方や競合との差、そもそもの検索需要などを見直しましょう。

ブログ100記事後のアクセス・収益に関するよくあるQ&A

最後にブログ100記事後のアクセス・収益に関するよくあるQ&Aを見ていきましょう。

ブログ100記事なら月間何PVが目安?

ブログ100記事での月間PVに、一律の基準はありません。

ジャンルや検索需要、運営期間、記事の品質、流入経路によって結果が異なるためです。

100記事で月間数百PVだったとしても、その数字だけでブログ運営が失敗しているとは判断できません。

ただし、100記事を書いてもほとんど検索結果に表示されていない場合は、キーワード選定やインデックス状況などを確認することをおすすめします。

さらに200記事まで増やせばアクセスは増える?

200記事まで増やしたからといって、必ずアクセスが増えるわけではありません。

100記事の段階で検索需要や検索意図に問題がある場合、同じ方法で記事を増やしても、状況が変わらない可能性があります。

一方、既存記事では対応できていない検索意図があり、関連コンテンツを増やすことで読者の悩みをより解決できるなら、新規記事を追加する価値はあります。

記事数そのものではなく、追加する記事の役割を基準に判断しましょう。

アクセスがあるのに収益が少ない場合は?

検索流入を獲得できているのに収益が少ない場合は、アクセス数以外に問題がある可能性があります。

例えば、読者が情報収集を目的としている記事ばかりにアクセスが集まっている場合や、商品・サービスの紹介記事への導線が不足している場合です。

アフィリエイトに取り組んでいるなら、アクセス数だけでなく、記事からの広告クリック数や成約率も確認しましょう。

PVを増やすことと、収益を増やすことは、必ずしも同じ施策で解決できるわけではありません。

まとめ

本記事では、ブログを100記事書いてもアクセスが増えない原因と対策についてご紹介しました。

ブログを100記事書いても、アクセスが増えないことはあります。

しかし、それだけでこれまで書いた記事に価値がないという意味ではありません。

まずはSearch Consoleを使って、既存記事がどのような検索状況にあるのか確認してみましょう。そのうえで、検索需要や検索順位、CTR、収益性などを調べれば、次に何を優先すべきか判断しやすくなります。

最初から100記事すべてを改善する必要はありません。

まずは改善の余地がありそうな記事を3つ選び、何を修正するべきか考えるところから始めてみてください。

Search Consoleの指標やアクセス解析の基本を確認したい方は、ブログのアクセス解析とは?初心者が見るべき項目と無料ツールを解説も参考にしてください。

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